看護師の働き方が多様化しているこの時代。

訪問看護師に興味があるけど、どんな人が向いているんだろう?
という声を多く耳にします。
そこで今日は、【訪問看護師】に向いているのはどんな人?実際に働いてわかった特徴3選についてお話しします。
- 訪問看護師の仕事内容が気になる
- 訪問看護師に向いている人の特徴が知りたい
- 訪問看護師に自分が向いているかチェックしたい
・サービス付き高齢者向け住宅×2カ所
・住宅方有料老人ホーム×1カ所
訪問看護師の経験は2年弱。現在も就業中!
そもそも訪問看護師って何をするの?


訪問看護とは、医師の指示のもと利用者宅を訪問し医療的なケア・サービスを提供します。
ここでいう利用者宅は
- 実際のお家
- 施設(部屋が家という考え方)
医療的なケア・サービスは
- 健康状態のアセスメント
- 日常生活の支援
- リハビリテーション
- ターミナルケア
- 家族への助言
など様々です。
訪問看護師に向いている人の特徴3選
コミュニケーションをとるのが得意
病院やクリニックでの勤務ももちろんコミュニケーションは大切。
訪問看護師は地域連携という考え方がとても重要なため、よりコミュニケーションスキルが問われます!
- 医師(主治医・他科医師)
- ケアマネージャー
- 訪問リハビリ
- 訪問入浴
- デイケア・デイサービス
- 薬剤師
など様々な職種の方と連携しながらサービスを提供します。
訪問看護師というと1人で黙々と仕事をこなすイメージを持たれがち。
訪問時間は1人でも、想像以上にたくさんの人とコミュニケーションを取らなければいけません。



利用者さんに関する何気ない雑談から話が広がることも。
話し上手・聞き上手な人は強い!
そして、在宅医療の場は治療だけが目的ではなく【その人らしさ】を大切にすることも重要。
本人のやりたいことや家族のしてあげたいことをいかに汲み取れるか、そしてそれを他職種にどう共有するか。
ぶつかり合いながらも最善の方法を探していく必要があります。
コミュニケーションが得意な人こそ訪問看護師に向いているといえますね。
積極的に色々なことを働きかけられる
訪問看護は医師の指示書をもとに行います。
しかしただ単に指示をこなすだけ、受け身のいわゆる指示待ちではダメ!
- 急変したとき
- 些細なことではあるけどいつもと違うと感じたとき
- 処置の方法などに疑問を持ったとき
- 利用者の新しい要望があったとき
- 家族の協力を得たいとき
このような様々な場面で指示待ちしているだけだと、訪問看護師は務まりません。
自ら働きかけていく力が必要になります。



でも1人で全部やるのは不可能じゃない…?
急変時などは1人で対応することも多いですが、それ以外の場合ではステーションに持ち帰りカンファレンスを持ちかけるのも大切!



カンファレンスすることでいろんな意見が聞けます。
取っ掛かりを作れればOK!
他職種を巻き込み、積極的に働きかけられる人は訪問看護師に向いています。
広く浅く看護の知識がある
訪問看護を必要とする人は実に様々。
- おじいちゃん・おばあちゃん
- 子ども
- 寝たきり
- 一人暮らし
- がん
- 難病
- 認知症
- 褥瘡
- 人工呼吸器を使用
所属する訪問看護ステーションによって利用者の傾向も異なりますが、広〜く浅〜い知識があると取っ付きやすいため、訪問看護師に向いているといえます。



でも訪問看護師ってかなり経験がないと難しいんじゃ…?



老年看護の経験がない高齢者施設看護師や、呼吸器看護の経験がない看護師も勿論周りにもいます。
私も難病の方の看護は訪問看護師になるまで経験ありませんでした。
でも経験が全てではない!
広く浅い知識があれば、まず利用者さんのことを理解しやすいです。
訪問回数を重ねて知識も経験も深めていけばOK!
まとめ
この記事では、【訪問看護師】に向いているのはどんな人?として
- コミュニケーションをとるのが得意な人
- 積極的に色々なことを働きかけられる人
- 広く浅く看護の知識がある人
の3つの特徴を挙げました。



当てはまりましたか?
ぜひぜひ訪問看護師として一緒に働きましょう〜!
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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